忌み数の仕組みは、実は語呂合わせとまったく同じです。4が避けられるのは「し」という読みが「死」と同じ音だから、9は「く」が「苦」と同じ音だから。数字の読みが別の言葉と重なる——「いい夫婦」で使われる仕組みが、縁起の悪い言葉に当たったものが忌み数です。当ラボの対応表(読み方一覧)で4と9の読みを見れば、避けられる理由がそのまま音として書いてあります。
面白いのは、同じ数字でも読み方を変えれば連想も変わることです。4は「し」なら避けられますが「よん」なら気にされにくく、実際に日常会話では「よん」「なな」と読み替えて「し」「しち」を避ける習慣が定着しています。数字そのものに良し悪しがあるのではなく、どの読みを選ぶかで意味が生まれたり消えたりする。これは語呂合わせを作るときの「音の選び方で意味が変わる」という原則そのものです。
だから当ラボでは、忌み数を「避けるべき数字のリスト」ではなく「音の連想がどう働くかの実例集」として載せています。語呂合わせを自作するとき、選んだ音が意図しない言葉に聞こえないかの点検にも、このページの視点は使えます。